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1970年代から活躍するデザインスタジオ。変身サイボーグやミクロマン、そして我らがダイアクロンのデザインワークに多く関わっている。ロバート・A・ハインライン作、宇宙の戦士の翻訳版刊行の際、主役メカとも言える「パワードスーツ」日本独自デザイン版をデザインしたことで脚光を浴びる。アニメージュ81/11月号付録、「スタジオぬえのデザイン・ノート」でダイアクロンに関与していた事実が明らかとなり、デュアルマガジン創刊当時にはメインデザイナーの宮武一貴氏と河森正治氏のインタビューが掲載され、ダイアクロンの初期稿を見ることができる。豊富なSF知識と工業デザイン的見地から創り出される魅力的なメカデザインは他のデザイン集団の追随を許さず、また同時に目標でもあると言えるだろう。